基本情報
- 出産時間:21:30頃
- 体重:3100g
- 身長:51cm
- 性別:女の子
なぜ無痛分娩を選んだのか
無痛分娩にしようと決めたのは、かなり前のことです。「先進国の中で無痛分娩の割合が低いのは日本だけ。アメリカでは無痛が主流」という話を10年ほど前に聞いて、それ以来「絶対に無痛で生もう」と心に決めていました。
自然分娩があまりにも辛いという話を聞いていたこともありますし、医療が発達した現代で、使える選択肢があるなら使いたいというシンプルな気持ちもありました。助成金が出なくても無痛を選ぶつもりでいましたが、東京都が無痛分娩への助成金を出してくれるようになったのは本当にありがたかったです。
出産当日のタイムスケジュール
7:00頃|分娩室への準備
出産日の前々日から入院していました(土日を挟む日程だったため)。いよいよ当日、分娩室に移動するための準備を始める。
8:00頃|朝食・休息
朝ごはんが出る。眠かったので、そのあと少し休む。
9:00〜10:00頃|ゆっくり過ごす
全体的にゆったりとした時間。眠って過ごす。

10:00頃|点滴開始
点滴がスタート。
午前〜昼頃|パートナーの到着
夫が分娩室まで来てくれる。安心して少し元気になり、バランスボールに乗って過ごす。

12:00頃|昼食
お昼ご飯を食べる。
午後|足湯で陣痛を促す
まだ陣痛が始まらないため、足湯をして過ごす。
14:30頃|ついに陣痛が始まる
急に痛みが強くなる。「うんちを出したい」感覚があってトイレにこもるが出ない。「そろそろかな」と話していたところで、陣痛が本格的に始まった。
15:30頃|無痛分娩を相談、しかし痛みのピークが訪れる
子宮口は3〜4cm。無痛分娩にするか相談するが、血液検査が済んでいないことが判明し、結果待ちに。
この「待ち時間」が、今回の出産で一番つらかった瞬間(痛みのピーク10/10)。無痛分娩を決めても、麻酔を入れるまでの待機時間がこんなに苦しいとは思っていませんでした。
16:30頃|硬膜外麻酔(無痛分娩)を実施
ついに麻酔開始。硬膜外麻酔は、背中から細い管を入れてそこから麻酔を注入する方法です。「注射が背中に刺さる」と聞くと怖いイメージがありますが、実際には打つ瞬間の痛みはほとんどありませんでした。むしろ麻酔が背中からじわじわと入ってくる感覚が心地よく、痛みのピークだっただけに余計に気持ちよく感じました。
麻酔後は痛みが10→1〜2程度まで軽減し、体感としては「1〜2割」くらいの痛みに。骨盤が広がっていく感覚はあるものの、痛みはほとんどない不思議な状態でした。「骨盤がじわじわ開いていく感覚はあるのに、痛みがない」という、初めての不思議な体験でした。
出産の瞬間
「いきんでいいよ」と言われてからは、助産師さんが指示する回数、必ずいきむようにしていました。
- 最初は2回ずつ
- 後半は3回ずつ
頭の中にあったのは、ただただ「早く出したい」「日付が変わる前に終わらせたい」という気持ちだけでした。
出産時の処置
赤ちゃんを出しやすくするため、以下の処置がありました。
- 約2cmほど斜めに会陰切開
- 出産時に少し裂けた部分あり
- 何針か縫合
さらに、子宮の内側の壁にも傷があり、そちらも縫合してもらいました。
赤ちゃんとの初対面
初めて抱っこした瞬間は、とてもあたたかくて、「本当にお腹の中にいたんだな」という実感が一気にこみ上げてきました。
感覚としては、内臓が外に出てきたような不思議な感じに近かったです。
隣で見ていた夫はとても感動していました。
分娩室の奥では自然分娩の方もいて、その叫び声が聞こえてきて、正直少し怖かったのも本音です。

産後すぐの出来事:油断して倒れてしまった話
出産後、助産師さんから「ペットボトル1本分の水を飲んでください」と言われていました。
でも「部屋に戻ってから飲めばいいや」と思い、そのまま飲まずに移動しようとしたところ……トイレで貧血と体調不良で倒れてしまいました。
そのため、ベッドに寝かせてもらった状態で、産後の部屋まで運んでもらうことになりました。
少し残念な出来事ではありましたが、このおかげで「自分は本当に体力を消耗しているんだ」ということを強く実感できました。おかげで「ちゃんと寝て回復しよう」という気持ちに切り替えることができました。
ネットでは「出産当日はアドレナリンが出て眠れない」という話をよく見かけていましたが、私の場合はしっかり眠ることができました。「ちゃんと寝れてよかった」と心から思いました。
おわりに
初産・立ち会いあり・無痛分娩での出産は、麻酔が効くまでの痛みのピークが一番つらかった一方で、麻酔後は驚くほど穏やかに出産の時間を過ごすことができました。

